今回は、「村創りのススメ」から学ぶ成功法則のまとめ【夢リストは魔法のランプ編】なぜ紙に書けば叶うのか?をお届けします。
人生は誰と出会うかで決まる
人生は誰と出会うかによって決まる
これは当時、先輩から聞いた一言ですが、その実感を特にそれまで感じることはありませんでした。
むらおささんとの出会いも、これで人生が変わる!みたいな感じは受けなかったですが、いつでも、その時を振り返ると、そのときが人生のターニングポイントだったなと思い出すのです。
イメージはそう、アラジンに出てくる魔法のランプ。
こすれば魔神が現れ、あなたの夢を叶えてくれます。
そんな話、全く信じられないでしょうが、なぜこんなにも長くこの話が語り継がれてきたのか、そこにはある真理があるからです。
あなたは、目の前にある「うさんくさい?!」ランプをこすりますか?
「夢リスト書いてる?」
むらおささんから投げかけられた言葉はこれでした(笑)。
いま思えばですが、これがまさに私にとって、最強の魔法のランプだったというわけです。
ですがそもそも、こんな絶望的な人生を生きている(と思い込んでいる)自分に、夢?またリストって何?
そんな私に畳かけるように、むらおささんは言いました。
僕の夢は、時間とお金から自由になることなんだ、そして、信じてくれる人を守るために、様々な経験と智慧を身につけていかなければならない。そしてそれを実現する為に、新しい村を作る!これが僕のビジョンだよ
何不自由無く生まれ持っての才能で幸福そうに生きている人から、聞くはずもないような言葉が沢山並んでいました。
聞けば、日本でトップの大学を卒業して、高収益、急成長している会社に10年近く勤めて、沢山の師匠と呼べる人に学びながら、自分の夢を叶えるために、その恵まれた環境を捨て、一人で独立し、人生の可能性にチャレンジしているということでした。
当然、うまくいかないことの方が多くて、たくさんの苦労をしながら、夜も昼も問わず働いている様子。
それでも愚痴の一つも言葉にしない、自分が選んだ道だから、ワクワクしながら毎日を生きている、そんな人だと言うことがわかりました。
いま思うとこの一言で、初めて、自分自身に対して、そしてその環境に対して、心の底から「?」疑問を持った瞬間だったかもしれません。
信じてみようと思えた。やってみようと思えた。
理想の環境に生まれたとしても、しなくてもいいと思うような苦労を重ね、夢を叶えるという人がいる。
これが、自分よりももっと環境の悪い状況から、成り上がった人の話だと逆に、気持ちが分かる分だけ、共感はできても、あいつだからできたんだとおもってしまいがちなもの。
環境が真逆な人が、それでも夢を叶えるために、不断の努力をしている。
もしかすると、自分自身、こんな状態でも、夢を見て、それを叶える事ができるかかもしれない、というか、こんな状態だからこそ、逆に、もっともっと、できるのではないか?可能性が広がっているのではないか?と感じたのです。
ここではっきりと答えを言うと、夢を叶える魔法のランプとは、自分の夢を紙に書くというそれだけです。
しかしながら、私は紙に書いたことはすべて実現しました。いや、本当です。すべて実現しました。
もう一度言います。
「紙に書くと実現する」
そうなんです、紙に書くと実現してしまうのです。
「私も、数年前に書いた目標が出てきたんだけど、ほとんど達成しています」
「私は20年前から、この革の手帳に目標を書いているんだけど、それが実現していっているんです」
あの野球選手のイチローも、サッカー選手の本田圭佑さんも香川真司さんもです。みんな子供の頃に、将来、自分が叶えたいことを作文にしています。
漫画「ワンピース」の作者、尾田栄一郎さんも、大学を中退にしたにもかかわらず、友人に、有名になるからと自身のサインを配っていたそうです。
アナウンサーの小林麻耶さんも「タモリさんに会う」と2年間ほど満月の日に紙に書いたから『笑っていいとも!』に出演できたと、オンエア当日にタモリさんに話しています。
現代でも沢山の有名人が紙に書くというランプをこすっているのですから、過去の歴史を考えると実に膨大な人が、紙に夢を書くという行為をしてきたのです。
そしてそれは、誰にも秘密にされているわけではないのに、世界ではその事が書かれた、ザ・シークレット(ロンダ・ハーン著)という本が、ベストセラーとなりました。
その中の一節、
自分の目標を紙に書いておく。すると忘れた頃に、実現している
何度も言いますが、夢を紙に書くだけです。
どんな紙でも大丈夫です。当時の自分がチラシの裏の白紙の部分にリストアップしたのは、夢というより、野望でした(笑)
夢リストをまず書いてみよう
- 大金持ちになってビバリーヒルズで暮らす(2020年1月1日・5000万円)
- ロレックスを買う(2019年5月31日 100万円)
- 外車を乗り回す(2020年6月1日 800万円)
- 世界中で仕事をする自分になる(2019年10月1日)
- 女手一人で育ててくれた母を旅行に連れて行く(2019年8月5日 50万円)
- 毎月一回は友達を連れて海外旅行を楽しむ (2019年12月1日 100万円)
などなど、いま思うと些細な野望ですね(笑)。
それでもがむしゃらに思いつく野望を100個ほどリストアップしてみました。
はてさて、これだけで本当に叶うのでしょうか?
「紙に書けばいいだと!?そんなこと知ってるよ!」
と激怒しているあなた。
しかしたいていの人は書いたらいいのに、書かない。
この秘密を知っているのに、その中でもちゃんと書くのは100人に1人です。
成功するかしないかというのは、自分の夢・願望・目標を紙に書くか書かないかだけ。
それだけの違いしか無いんです。
ところが、そんなことはあり得ない、そう思っているから誰もやらないだけです。
なぜ?夢リストを紙に書くと実現するのか?
一応ですが(笑)、私もコンサルタントとして、何故紙に書くと叶うのかをロジカルで説明しておきたいと思います。
もうこれは、私が始めて夢リストを書いたときには解明されていた脳のメカニズムによるものです。
まず人間の脳は、考えようと思っても動きません。
多分眠たくなるのみです(笑)。
脳を動かすトリガーは、「質問」にあります。
人間の脳は、質問をすることによってのみ、動き出します。
質問というスイッチによって、高精度のアンテナを張り、必要な情報を収集し始めるのです。
過去の経験や現在、目の前で起こっている状況すべてから答えを検索していきます。
人間の脳の情報処理スピードは、毎秒1000万ビット。
脳はとてつもない情報処理能力を持っています。
その処理スピードを試すためによく実験されるのがこれです。
「今から目を閉じてください。今から目に見える赤い物を探してみてください」
そうして、目を空けると速効で目に赤いものが飛び込んでくると思います。
これは当たり前のことでしょうか?
これと同じ事をコンピューターにやらせようと思ったら、どれだけの処理速度が必要だろうか?(とはいえ今のテクノロジーも進歩していてこれらの課題を人工知能AIが解決しようとしている)
たとえば百人一首の全国大会なんか見てみたらわかるけど、読み手が読む前に、厳密に言うと、息づかいの間に、どの札が読まれるか、瞬時に読み取り手が動き出している。
脳にはそれだけすごい能力があるということですが、残念なことに、その脳の能力を活かすことができずにいる人がとても多いわけですね。
赤いポルシェ理論
明確にその役割が別れているわけではないという研究結果が最近でましたが、基本的に、脳は右脳と左脳に別れます。
分かりやすく説明するために、あえてわけますと、
- 左脳は、理論脳(顕在意識)
- 右脳は、感性脳(潜在意識)
と言われています。
左脳の情報処理スピードは、右脳1000万ビット、それに対して、左脳は40ビットしか処理できないそうです。
しかしながら左脳は、右脳に命令を出す大事な役割をしています。
分かりやすく説明すると、普段意識していなければ、1日で路上を走る赤いポルシェなんて見つけることはできません。
しかしながら、右脳は、1日で見るものすべて、聞いたものすべて、記憶することができています。
しかしながらその情報量を顕在化するととても整理しきれなくなりオーバーヒートを起こすので、そのまま潜在意識へと沈みます。
その情報をサルベージ(引き上げる)するのが左脳の役割です。
赤いポルシェをイメージするだけで、路上を走っているポルシェが意外に多いことに気づきます。
これは、右脳に沈む情報を左脳が顕在化すわけです。
赤いポルシェが何台もみつかるということは無いかも知れませんが、ポルシェは確実に毎日数台、路上を走っているということがわかるでしょう(街中限定です 笑)。
ありとあらゆる情報が記録されているインターネット上のアーカイブにアクセスするためには、検索エンジンに、キーワードを入力しますよね。
そうすれば、自分に必要な情報が検索結果にリストとして表示されます。
右脳と左脳はまさに、インターネットと検索エンジンの関係と同じと言えるでしょう。
しかもその検索エンジンは質問を入れておけば、あなたが別の作業をしているとき勝手にカチカチ動いて情報を検索してくれています。
脳は一旦質問を作っておけば、24時間休むことなく、毎秒1000万ビットの早さで答えを探してくれます。
例えあなたが、その事を忘れていても作業を続けてくれています。
なんて賢い味方なのでしょう。
だから忘れた頃に夢が叶うようになっているのです。
この脳の構造を考えると目標はあればあるだけ良いと言うことになります。
複数の作業を同時並行処理して行きますので、質問セットを100通りすれば、100の検索エンジンがその答えを同時に探してくれると言うことです。
- スポーツカーを買う
- 高層階タワーマンションに住む
- 国家戦略室のメンバーになる
- 海外に別荘を持つ
などなど、この夢リストの数だけ、脳はその実現するための情報を探し続けるということになります。
やはりまだ少し怪しいですか?
「あんたの言うことはわからんでもないけど、ちょっとまだ信用できないなぁ」
と言う声が聞こえてきそうですね。
私自身、まだまだ少し非科学的だなと感じるありますが、でも、それでも、「やってみた」結果、夢が実現したんです。
二回目もやってみたら、やっぱり実現した。
だからあなたも騙されてやってみればいいんです。
さいごに
あなたにリスクはありません。
紙一枚とせいぜい数時間くらいの投資。
それでも、夢リストのひとつでも叶うことがあったならば、こんな効率の良い投資はないわけです。
これでもやらないのであれば、それはもう、夢リストの中に、夢を叶えたくないと宣言している人だけですよね。